ネット上で囁かれている、オナホの“覚醒”なる現象。自作オナグッズとは無関係ですが、なんだか気になったので自分なりに実験してみました。結果としては収穫こそあれ、洗濯機を使った量産型覚醒妹は無理っぽいですね。覚醒についても今回は確認できませんでした。やはり地道に育成するのが一番のようです。
2013年04月30日 18時08分
ことは2013年2月、「覚醒妹」なる言葉をネット上で目にしたのが始まりです。なんとなく気になったので少し見てまわると、どうやらこの「妹」というのは「初々しい妹」という名のセーフスキン系オナホをさすもよう。
そして「覚醒」の方はというと、この初々しい妹を使い込むことで「快感が増大する」らしいことが分かりました。このことはもう2年以上前から言われているみたいです。
使い込んだオナホは、使い始めの頃より気持ちイイ。この現象は初々しい妹でなくとも、オナホユーザーであれば程度に差こそあれ、何となく実感している事なのではないでしょうか。初々しい妹といったセーフスキンを素材にもつオナホは、その丈夫さからか初期状態が硬めに感じることもあるようです。それゆえ使い込んだ時の変化が分かりやすいのかなと、ネット上のレビューなど見ていて思いました。
自分が愛用している「花心 第三章」というオナホは、使い続ける事まるまる2年。これもやっぱり、購入時よか具合が良くなっている感じがします。覚醒状態とまで呼べるのかは分からないものの、なんというか、絡みつくような気持ち良さとでも言うのでしょうか。使い続けているうちにモッチリと軟らかく、さらに、ローションも馴染むようになってきている気がします。オーディオでいうところのバーンインがあるように、オナホにも経年変化みたいなものがあるのかもしれません。
初々しい妹が覚醒にいたるまでの期間についてネット上のレビューを見ると、「1ヶ月間」「1日3回使用で3ヶ月」「5回」「30回」「100回」などなど結構バラバラです。セーフスキン系オナホは未経験な自分でも、これは当然の事だろうなと思いました。人によって使用時間は毎回違ってくるでしょうし、陰茎の太さや形状、持ち方や動かし方といったオナホへの力のかかり具合も違ってくるでしょう。また、「覚醒した」と判断するのも使用者自身なので、このようになるのは尚更です。
こんな感じであーだこーだ見ながら思いをめぐらせていると、自分なりに初々しい妹の覚醒状態を確かめてみたくなりました。あと、より手軽に覚醒できたらいいのにな~なんていう、不精者にありがちな発想も(笑)。
そんなこんなで、まずは覚醒状態をどうやって確かめようかと考えた結果、身近にある洗濯機を使って、初々しい妹がどう変化してゆくのか計測してみよう、といういうことに。洗濯機なら一定の力を一定の時間だけ加えられそうかなと思ったからです。また、自分で力を加え続ける必要も無いので楽チンというのもありますね。
とはいえ、オナホのためだけに洗濯機を回すのは電気や水のムダ使い。なので今回は、いつもの洗濯にオナホも混ぜて一緒にやってしまおう、という暴挙に…これは一人暮らしだからできる方法ですが、いやいや例えそうであっても常識で考えたらありえない、人格を疑われそうな行為です(笑)。自分が洗濯する頻度は週1回と、結果が見えてくるまで時間もかかりそうだし。それに毎回入れる洗濯物の量や種類は同じではないので、あまり客観的ではないような…。
気をとり直して考えを進めていると、覚醒に大きく関係しているのはやっぱり「軟らかさ」だろうという事になりました。自分の経験では他にも、摩擦によるオナホ内壁の変化も覚醒の一因としてありそうですが、洗濯機では内壁に摩擦をおこすのは難しそうということで、今回は軟らかさのみを計測することに。でもその軟らかさをはかる方法が思い浮かばない(汗)。指でプニプニ押すといったアバウトな感じではなく、もっと機械的な方法で客観的に確かめてみたいのです。
ひとまず検索してみると硬度計なんてものが。それから「針入度」なる、軟らかさの度合をあらわす単位をVP7550のデータシートから見つけ、そこから針入度計測機の存在を知ります。さらに調べていると粘弾性測定機というものもあり、これは軟らかさ以外にも色々と計測できるようで、なんだかスゴい機材のようです。
と、こういったもので軟らかさをはかれそうな事は分かったものの、どれも結構なお値段。買うのは当然無理なためレンタルすることも考えたのですが、自分ではこれらの機器を操作できそうにもありません。まぁそれ以前に、オナホを計測するだなんて言ったら貸してくれそうにもありませんが(笑)。どうしたものかと悩んでいると、キッチンスケールを使って軟らかさを比べる方法をオナホ自作スレで教えてもらいました。
593 :南極774号 2013/02/14(木) 09:17:40.22 ID:UwzoBjgp0 オナホの軟らかさを計測したくて調べています。 いまのところ、硬度計と針入度計測機、そして粘弾性測定機といったものが見つかりました。 こういった高価な機材は、個人でレンタルできたとしても素人に操作できるのかという不安があります。 そこそこ安価で、手軽にはかれる方法ってあるでしょうか? 594 :南極774号 2013/02/14(木) 20:48:24.25 ID:wxswzljlO 柔らかさを調べる(比べる)だけなら、立方体を上から押さえて規定の厚さまで潰したときの重さでわかる キッチンスケールを囲む様に柱を建ててアルミバッドで立方体に切り出したオナホを押さえつけて潰す、バッドが柱につっかえる高さにしておけば毎回同じ条件で測定できる 599 :593 2013/02/15(金) 08:28:11.34 ID:PhRLdFU00 >>594 なるほど、軟らかいほど数値が小さくなるということですね。 単純に比較できればいいので、この方法でも大丈夫そうです。 その知恵ありがたく頂戴しました! 自作オナホ関連ではないのですが、結果が出たら必ず報告します。http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/adultgoods/1313416715/より引用しました(2013年4月11日13時57分に取得)。
身近なものを使って実現できるのは助かりますね。本当ありがたいです。さっそく自分が持っているキッチンスケールを見てみると、最大2kgまではかれるもよう。今回はオナホを丸ごと押しつぶして計測するため、ためしに初々しい妹を乗せて手で押してみましたが、すぐに最大値を超え計測不能に。そんなこんなで秤量のもっと大きいものを探し、1g単位で最大10kgまではかれるやつを発見。値段もお手ごろだったので今回はこれを使ってみることに。
あとはスレで教えてもらったとおり、一定の厚みでストップできるようにすればOKでしょうか。これもあーだこーだやってみましたが、最終的には以前オナホ作りで使ったことのある「型取りブロック」を使うことにしました。積み重ねるブロックの増減で高さを変えられるので調整しやすかったからです。また、オナホに乗せる重石は、開封前の箱ワインをガラス板に乗せて使うことにしました(3箱で計10kgくらい)。
ようやく準備が整いました。実験を始める前に、いちおう初期状態の初々しい妹がどんなものか自分でも試してみることにしたのですが、正直なところ、あんまり気持ち良くはないですね。それでもイくことはできます。後述しますが、この時すでに穴を開けて貫通型になっているため、初々しい妹が持つ本来の性能が出せていないからなのかもしれません。なんというか、コシのある弾力が特徴の、ブリンブリンって感じがするオナホでしょうか…なんだか意味不明な感想(汗)。
そして試用が終わってみると…少し痛い(笑)。尿道口あたりがヒリヒリします。ローション不足だったのか、無次元の複雑な形状からくる刺激に慣れていないからなのか、はたまた別の原因なのかは分かりません。もっとも、こういう事は別のオナホでも何度かあって、痛みも数時間でおさまる為それほど気にしなくなっている自分がいます(汗)。
その後、基準となる洗濯前の計測、そして1回目の洗濯&計測をおこない、以降は1週間に1回のペースで洗濯しては計測する、という作業を地道に繰り返しています。1回目の計測が最初の計測と比べて変化したので、今後どうなるのかワクワクするけど、なんというか…ホントしょーもない実験です(笑)。
今回実験に使った初々しい妹は、ネットショップにて約2800円でした(2013年2月)。自分は非貫通型オナホに対して強い恐怖があるため、初々しい妹についても入口の反対側に穴をあけて貫通型にしています。洗濯時は洗濯ネットに入れ、ほかの洗濯物と接触しないようにしました。また、洗濯機から取り出したら水気を拭いています。
実験で使っている洗濯機は、ナショナル(現パナソニック)のNA-F42H1です。これは15年くらい前に買ったもので、前述したようにあまり使っていないためか壊れる気配すらありません(笑)。洗濯コースは標準モード、水位は中(38L)で石鹸洗剤を使用。洗い→脱水→すすぎ→脱水→すすぎ→脱水の動作で1回分の洗濯となります。
計測にはメーカー不明のSF-550という、秤量10kgのキッチンスケールを使いました。ネットショップにて2500円ちょっとです。(2013年2月)。このキッチンスケールに置く初々しい妹の向きや位置は、毎回ほぼ同じになるよう心がけました(オナホ入り口側を手前に、割れ目の長い側を下に)。洗濯後におこなう計測は5回。毎回ゼロリセットボタンを押してからはかっています。また、数値が安定するまで時間がかかるので、重石を乗せてから1分ほど経過した時点の値を結果として使っています。
そんなこんなで洗濯を繰り返していった結果、計測された初々しい妹の重さは次のようになりました(計測結果のグラフはギャラリーにあります)。
計測タイミング | 計測1回目 | 計測2回目 | 計測3回目 | 計測4回目 | 計測5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
洗濯前(3月17日) | 8243 | 8323 | 8320 | 8317 | 8339 | 8308.4 |
洗濯1回後(3月17日) | 8175 | 8148 | 8165 | 8222 | 8205 | 8183.0 |
洗濯2回後(3月28日) | 8099 | 8210 | 8197 | 8115 | 8093 | 8142.8 |
洗濯3回後(4月1日) | 8132 | 8083 | 8014 | 8030 | 8058 | 8063.4 |
洗濯4回後(4月13日) | 7859 | 7854 | 7781 | 7739 | 7720 | 7790.6 |
洗濯5回後(4月25日) | 7938 | 7862 | 7901 | 7905 | 7902 | 7901.6 |
洗濯6回後(4月28日) | 7852 | 7884 | 7865 | 7804 | 7766 | 7834.2 |
洗濯7回後(4月30日) | 7837 | 7802 | 7819 | 7878 | 7823 | 7831.8 |
結果にバラつきはあるものの、洗濯するたんびに少しずつ軟らかくなってきてはいるみたいですね。実際に手で握ってみても、あの独特のコシが少なくなっているような。4回目の洗濯を境にして、あまり数値が変化しなくなってきていますが、まだ数値が下がってゆくかもしれないので覚醒したと宣言するにはまだ早いか。それでも覚醒条件の一つであろう「軟らかくなる」ことについては、どうやら洗濯によって促進されているようです。
こんな感じで、ちょっとした好奇心から始めた今回の実験も、ひとまず一区切りおくことに。今後も「計測数値が頭打ちになった時=覚醒状態」と想定して実験を継続してゆくことにしました。
ひょっとしたら、洗濯機で軟らかくできるのは周知の方法かもしれませんが、なんといっても、洗濯機に放り込んで回してあげれば勝手に軟らかくなってくれるのでお手軽ですね。また、初々しい妹だけでなく、ほかのオナホでも効果はありそうなので、新しいオナホを購入したら3、4回ほど洗濯してみるのもいいかもしれません。とはいえ、もし同居人がいる場合は迷惑にならないよう、じゅうぶん注意する必要があるでしょう(笑)。
洗濯機でインスタント覚醒しようだなんて邪道、と思う人もいるかもしれません。とても大切な考え方です。これはオナホに限った話ではありませんが、時間をかけて使ってゆくことによって愛着が湧く、といった精神的なプラス補正もあるように自分は思います。洗濯機など使わず、自らの手とチンコだけでオナホが変化してゆく過程をじっくり味わうというのもまた、趣のある楽しみ方のひとつとしてありなのではないでしょうか。覚醒方法についても、まだほかに色々とありそうです。
2013年09月07日 14時23分
およそ週1回の間隔でセーフスキン系オナホ「初々しい妹」を洗濯機で洗い、その軟らかさを計測する作業。前回(洗濯7回後)までの実験結果を見た限りでは、だんだん軟らかくなってゆくのかなと自分は思っていました。
しかし、実験を開始して約半年が過ぎた現在、この予想とは違う結果になりました。以下がその計測結果です(計測結果のグラフはギャラリーにあります)。
計測タイミング | 計測1回目 | 計測2回目 | 計測3回目 | 計測4回目 | 計測5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
洗濯前(3月17日) | 8243 | 8323 | 8320 | 8317 | 8339 | 8308.4 |
洗濯1回後(3月17日) | 8175 | 8148 | 8165 | 8222 | 8205 | 8183.0 |
洗濯2回後(3月28日) | 8099 | 8210 | 8197 | 8115 | 8093 | 8142.8 |
洗濯3回後(4月1日) | 8132 | 8083 | 8014 | 8030 | 8058 | 8063.4 |
洗濯4回後(4月13日) | 7859 | 7854 | 7781 | 7739 | 7720 | 7790.6 |
洗濯5回後(4月25日) | 7938 | 7862 | 7901 | 7905 | 7902 | 7901.6 |
洗濯6回後(4月28日) | 7852 | 7884 | 7865 | 7804 | 7766 | 7834.2 |
洗濯7回後(4月30日) | 7837 | 7802 | 7819 | 7878 | 7823 | 7831.8 |
洗濯8回後(5月19日) | 8035 | 7969 | 7888 | 7903 | 7937 | 7946.4 |
洗濯9回後(6月16日) | 7908 | 8081 | 7956 | 8001 | 8065 | 8002.2 |
洗濯10回後(6月23日) | 7810 | 7887 | 7882 | 7982 | 7926 | 7897.4 |
洗濯11回後(7月7日) | 8254 | 8262 | 8162 | 8199 | 8193 | 8214.0 |
洗濯12回後(7月12日) | 8283 | 8177 | 8219 | 8199 | 8078 | 8191.2 |
洗濯13回後(7月16日) | 8314 | 8153 | 8200 | 8063 | 8192 | 8184.4 |
洗濯14回後(7月24日) | 8175 | 8125 | 8198 | 8210 | 8115 | 8164.6 |
洗濯15回後(7月28日) | 8177 | 8141 | 8141 | 8252 | 8207 | 8183.6 |
洗濯16回後(8月4日) | 8240 | 8331 | 8257 | 8180 | 8193 | 8240.2 |
洗濯17回後(8月11日) | 8201 | 8275 | 8137 | 8151 | 8178 | 8188.4 |
洗濯18回後(8月22日) | 8242 | 8315 | 8170 | 8178 | 8294 | 8239.8 |
見ると、妹を洗濯すること11回目。そこでほぼ洗濯1回後の軟らかさまで戻ってしまい、以降あまり変化が見られなくなっています。感覚的にはどうか。実験中、定期的に自分ので具合を確かめていましたが、やっぱり何度使ってみても気持ちいいと思えなかったのが正直な感想です。以前のようにヒリヒリする事はもう起こらなかったものの、覚醒している状態とは到底思えません。
これはいったい何を意味しているのでしょうか。とにかく数値上ではこのようになりました。
計測結果を見て、覚醒というものがなんだかよく分からなくなりつつあった自分(汗)。そんなとき、日ごろ使っているローションが残り少なくなってきた事に気づきます。ちなみに自分はもう7年ほど前から、ローションはアストログライド紫だけを使っているでしょうか。定期的に最小サイズを2、3本注文することが多いですね。
そんなこんなでローションを補充するため、あるネットショップを徘徊していたときの事です。そこのQ&Aコーナーで、覚醒に関する興味深い回答を見つけました。
えー…一部のオナホでまことしやかに囁かれる“覚醒”というのはですねぇ、いわゆるオナホールの劣化現象なんですよ。 オナホの成分はほとんどが油分です。時間が経つにつれ、そのオイル成分が少しずつ染み出し、その影響で本体自体の硬度が変化するんですね。 で、その硬度変化がたまたま自分に合ったとき、“覚醒したッ!”と感じるわけです。つまり、まったく同じ現象でも人によっては逆に“劣化した…”と感じる場合もあるわけで、こればかりはホントに予測不能です。 傾向としては柔らかいオナホほど油分量が多いので、オイルが染み出した後の変化が顕著です。この場合、最初よりも硬くなるため擦り刺激が増し、締まりもよくなった印象を受けます。 逆に硬いオナホの油分が自然に増え、最初より柔らかくなる…ってことはまず有り得ません。そう感じられる現象があった場合は、以前よりも本体全体に油分が回ったからだと推測されます。 さらにいうと、この“覚醒”…どのオナホでいつ起こるのか、誰にもわかりません。だって、使用環境や保管状態、個人の感覚でも全然変わっちゃうことだから説明のしようがないんですよ。http://www.e-nls.com/page_onaho_faq.phpより引用(2013年9月2日0時17分に取得)。
基本、オナホは最初より軟らかくならない…これはちょっと意外でした。使えば使うほど、オナホは揉みほぐされ軟らかくなってゆくイメージを自分はもっていましたが、上記回答だとそういうオナホは稀なようです。ページ中に「回答内容はあくまでスタッフの個人的見解に基づく」とあるので参考程度にという事でしょうが、それでも今回の計測結果と一緒に見ると、いろいろ納得させられる部分がありました。
まず洗濯4回目あたりまでは、上記回答中にある「本体全体に油分が回る」という現象で軟らかくなったのかなと自分は思いました。この「油分が回る」という表現が化学的にどういう事なのかは分かりません。が、たしかに数値上で軟らかくなってはいるので、素材自体になんらかの変化がおきているんでしょうか。
そして、以降の洗濯で硬くなってきているのは「油分が染み出している」からという事になります。おそらく、今後も洗濯を繰り返すたび緩やかに硬くなってゆくと思われます。また、始めのうちは硬度変化が激しく、ある程度すすむと安定してくるのも今回の実験で分かった妹の特徴でしょうか。
この、油分が染み出す現象“オイルブリード(oil bleed)”は、ほとんどのオナホユーザーが経験していることでしょう。そう、あのベタベタのことです。前回、自分が愛用しているオナホのところで「絡みつくような~」や「モッチリと~」なんて表現を使いましたが、これは軟らかくなったからではなく、ベタつきがもたらす感覚なのかもしれませんね。ひょっとしたら、オナホ内壁のベタつき具合も覚醒に関係しているのかなと思いました。
自分の場合、ベタつきに比べたらオナホが硬くなることについては今まで実感ありませんが、使い続けるうちに細かい亀裂が増えてくると「脆くなったのかな」と感じることはあります。硬くなってくると弾力が無くなり裂けやすくなるでしょうから、このへんは感じ方の違いでしょうか。
今までは軟らかくなることが覚醒への近道だと思っていました。でも今回の計測結果を見るに、妹が最初より軟らかくなったのは一時的で、仮にそこが覚醒ポイントだとすると覚醒は一時的なものということになってしまいます。ネット上のレビューを見る限り覚醒状態はずっと続いているようなので、そうなるとやはり、その後の硬くなる段階、しかも変化が安定してきてからのどこかのポイントで覚醒は始まると考えるのがいいのでしょうか。覚醒となる硬さの許容範囲に個人差はあるでしょうが、変化が安定すると覚醒だと思える状態も長く続くのではないかと思いました。
こんな感じで、計測結果には変化が見られ、その理由も外部から得た知識の助けもあり何となく理解できました。とはいえ、今回は初々しい妹1本しか計測してないので個体差かもしれず、それに、他のオナホでも同じ実験をしてみないとダメでしょうね。自分にとっての収穫は、今回の実験がきっかけで「油分が回る」という謎現象を知ったことくらいです。
万人共通の覚醒ポイントみたいなものが今回の実験で見つかればよかったのですが、人によりけりであることは覆せず、洗濯機を使って手軽に覚醒させるのも難しそう。本体の油分を回しきって硬度を落ち着かせるという意味では洗濯機は使えるかもしれません。初々しい妹は10回くらいで油分を回しきれるようです。
いちばん残念なのは、覚醒状態を自分で体験できていないことでしょうか。覚醒うんぬん以前に、自分はヒダヒダ以外の刺激に不慣れだし、なんといっても貫通型にしちゃったのがマズかったかもしれません(汗)。これは少し後悔。でも非貫通型は怖いので使うの絶対に無理です…今回は自分とオナホの相性が悪すぎました。
けっきょく最後まで覚醒の秘密を暴くことはできなかったものの、あーだこーだやっているうちに自分の好奇心は満たされたもよう…いつもどおりのグダグダっぷり(汗)。ひとまず実験は終了することに。気が向いたら別のオナホもやってみようと思います。
2014年05月25日 00時16分
前回までの、洗濯機による初々しい妹の覚醒実験。得られたものは多少なりともありました。が、結果的には覚醒について何も分かっていないに等しく、ひとまず終わったもののどうにもモヤモヤが(汗)。
そんなこんなで「今度は別のオナホで試してみたい!」と、新たに“花心 第四章”を購入。また洗濯機で実験してみることに。ネットショップにて約4000円ちょっとでした(2013年10月)。
このオナホは“デイジー”なる素材が使われているそうで、メーカーの説明からは結構こだわりが感じられるでしょうか。いくつか使ってきましたが、丈夫で軟らかいだけでなく、独特のコシも感じられるので自分は好きですね。
今のところ第一章から第六章まである花心。それぞれ内部構造や内壁パターンが異なっているようです。ちなみに、この中で自分が初めて買ったのは第五章でした(2010年7月、ネットショップにて)。これは刺激が合わなかったのか早々に使わなくなりました(汗)。
翌年、今度は第三章を新たに使い始め、次の年には第一章も追加。現在はこの2本を交互に使用中です。今回の第四章もそうですが、自分には無次元構造のオナホより、こういった伝統的なタイプが合っているのかもしれません。実験が終わったら、この3本をローテーションして使うことになりそうです。また、これらは例によって穴を開け、すべて貫通型にして使っています。
初々しい妹と比べるには、最低でも前回と同じぶんは洗濯機で回さなければいけません。今回もまた地道な作業が半年近く続きました。以下がその結果です(計測結果のグラフはギャラリーにあります)。
計測タイミング(年月日) | 計測1回目 | 計測2回目 | 計測3回目 | 計測4回目 | 計測5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
洗濯前(131102) | 7075 | 6893 | 7076 | 6956 | 6944 | 7002.0 |
洗濯1回後(131109) | 8175 | 8148 | 6930 | 7056 | 6956 | 6982.0 |
洗濯2回後(131116) | 6999 | 7048 | 7037 | 7002 | 7110 | 7039.2 |
洗濯3回後(131128) | 6618 | 6831 | 6681 | 6892 | 6685 | 6741.4 |
洗濯4回後(131209) | 6889 | 6827 | 6705 | 6750 | 6770 | 6788.2 |
洗濯5回後(131216) | 6828 | 6775 | 6898 | 6805 | 6709 | 6803.0 |
洗濯6回後(131230) | 6746 | 6779 | 6867 | 6765 | 6767 | 6784.8 |
洗濯7回後(140120) | 6589 | 6658 | 6553 | 6607 | 6575 | 6596.4 |
洗濯8回後(140129) | 6683 | 6603 | 6585 | 6620 | 6655 | 6629.2 |
洗濯9回後(140209) | 6577 | 6646 | 6598 | 6512 | 6694 | 6605.4 |
洗濯10回後(140219) | 6522 | 6531 | 6526 | 6564 | 6417 | 6512.0 |
洗濯11回後(140227) | 6639 | 6500 | 6612 | 6627 | 6710 | 6617.6 |
洗濯12回後(140310) | 6636 | 6651 | 6570 | 6596 | 6639 | 6618.4 |
洗濯13回後(140312) | 6714 | 6622 | 6618 | 6627 | 6580 | 6632.2 |
洗濯14回後(140321) | 6670 | 6737 | 6633 | 6695 | 6615 | 6670.0 |
洗濯15回後(140331) | 6730 | 6756 | 6681 | 6667 | 6584 | 6683.6 |
洗濯16回後(140408) | 6514 | 6725 | 6530 | 6586 | 6628 | 6596.6 |
洗濯17回後(140412) | 6571 | 6637 | 6643 | 6511 | 6572 | 6586.8 |
洗濯18回後(140430) | 6517 | 6577 | 6838 | 6716 | 6707 | 6671.0 |
前回の実験では初々しい妹の軟らかさが戻ってしまったことから、軟らかさそのものは覚醒と関係ないように思いました。そこで今回は、洗濯前の数値を基準にして、洗濯後の変化の割合を比べてみることに(グラフはギャラリーにあります)。
計測タイミング | 初々しい妹 | 花心 第四章 |
---|---|---|
洗濯前 | 1.000 | 1.000 |
洗濯1回後 | 0.985 | 0.997 |
洗濯2回後 | 0.980 | 1.005 |
洗濯3回後 | 0.971 | 0.963 |
洗濯4回後 | 0.938 | 0.969 |
洗濯5回後 | 0.951 | 0.972 |
洗濯6回後 | 0.943 | 0.969 |
洗濯7回後 | 0.943 | 0.942 |
洗濯8回後 | 0.956 | 0.947 |
洗濯9回後 | 0.963 | 0.943 |
洗濯10回後 | 0.951 | 0.930 |
洗濯11回後 | 0.989 | 0.945 |
洗濯12回後 | 0.986 | 0.945 |
洗濯13回後 | 0.985 | 0.947 |
洗濯14回後 | 0.983 | 0.953 |
洗濯15回後 | 0.985 | 0.955 |
洗濯16回後 | 0.992 | 0.942 |
洗濯17回後 | 0.986 | 0.941 |
洗濯18回後 | 0.992 | 0.953 |
グラフを見ると結構バラつきがあるものの、なんとなく変化の傾向が見えてきたような…ような(汗)。
軟らかさの変化は、両オナホで違っているのが分かります。特に初々しい妹は変化のカーブが急でしょうか。花心についてはさらに計測してみないと分かりませんが、おそらく、かなり緩やかに元の軟らかさへ戻ってゆくのではないかと思われます。
これは推測の域をでませんが、使用初期におこる軟らかさの急激な変化。この変化が、初々しい妹の覚醒イベントを発生させる条件の一つなのかな、とグラフを見て自分は思いました。そして、この変化を自らのチンコに体験させることが重要なのではないか、と。洗濯機で回している場合じゃなかったのです(笑)。
今回、初々しい妹とは別のオナホを試したことで、軟らかさの変化はオナホによって異なるということが計測結果から見てとれました。初々しい妹に使われている“セーフスキン”という素材。こういう変化になるよう初めから狙ってデザインされていたのだとしたら凄いな、と思いました。花心のようにゆっくりと変化がおこるタイプは、“熟成型オナホ”とでも呼びましょうか(笑)。
これも前回と同じく、たまたまこの個体でおきただけなのかもしれません。軟らかさの変化が覚醒に関係あるのなら、洗濯機で覚醒型オナホか判断だけはできるかなと思ったのですが…。その場合、使用者はこの変化を体験する必要もあるので、実験したオナホはもう覚醒しないことを意味し、ちょっと実用的ではないのもダメです(汗)。
あーだこーだやってきたものの、いまだ覚醒については分からないことだらけです。やっぱり、ユーザーのレビューを参考にしつつ愛着をもって使ってゆくのが、なんだかんだで一番良いのかもしれませんね。