“人肌のゲル原液 硬度0”と同じく、粘着力が結構あって軟らかさもまずまずです。型の乾燥不足により、硬化不良がおきたもようなので再挑戦しました。
2007年06月17日 15時31分
…今回のは手ごわそうです。混合比0.01g単位というのは、人肌のゲルでいうところの精度1%と同じ意味なのでしょうか?
本当は硬化剤2.8gじゃないと駄目なのですが、はかりの最小単位が0.5gなので3gになっています。
計量してよく混ぜた後、離型剤を吹き付けたシリコーン型に流し込みます。シリコーン型2つに入れてもまだ液が残っていたので、残りは紙コップに入れました。
自分はよくシフォンケーキを作るのですが、生地を型に入れるとき、高い位置から入れると気泡を潰す効果があります。これも同じかもしれないと思ってやってみました。
同じウレタン樹脂だからでしょうか、色・におい・トロみが“人肌のゲル原液”のそれとよく似ています。
今回、特に気になったのが「常温ではマトモに硬化しないかも」と書いてあったことです。そこで急遽、ふとん乾燥機と段ボール箱で温室もどきをつくり、その中で硬化させることにしました。
シリコーン型の一つと紙コップのを箱の中へ、そして、もう一つのシリコーン型は箱の上に置いて常温で放置してみることにしました。
2007年06月17日 15時31分
紙コップのものはうまく取り出せました。しかし、シリコーン型で作ったものの側面は表面から5mmぐらいまではツルツルなんですが、そこから下はネバネバしたものが表面にあり、指に付着します。これは温室製、常温製のどちらもあり、そのネバネバ度合いも同じでした。
どうやら失敗のようです(´・ω・` )。シリコーン型の乾燥が不十分なのかもしれません。とりあえず無事な、紙コップのものでテストすることにしました。
感じとしては“人肌のゲル原液 硬度5(ふつう)”のものより少しかたく、粘着力も弱かったのですが、今回は硬化剤が少し多めなので、実際はもっとやわらかく、粘着力も強い可能性があります。
今回は、硬化剤の計量不備、シリコーン型のものが硬化不良、と問題がいくつかでてきました。納得がいかないので、今度はきちんと計量して再テストします。
2007年07月10日 17時14分
作業はいつもと変わりありませんが、今回は別の離型剤も使ってみました。
2007年07月10日 17時14分
やはり温室と常温で分けて硬化させました。結果は見た感じ、すべて成功っぽいです。塗るタイプの離型剤のものは、表面がマットな感じになりました。
感じとしては、“人肌のゲル原液 硬度5”よりやわらかく、“人肌のゲル原液 硬度0”よりかたい、といったところでしょうか。粘着力は強力です。