ついに、VP7550を100%使用して最初の自作オナホが完成しました!軟らかさも強度も足りず課題の残る結果となりましたが、これからも作り続けます!
2007年11月29日 08時51分
最初なので、欲張らずに作りたいです…年内にできるかな。
まず、自分にとって貫通型は必須条件です。すり鉢状の入口にするのは、今の自分じゃ技能レベルが足らないかもしれませんが、実現させたいもののひとつです。
市販のものだと、入口がリアルにかたどってあるのを見かけます。うまく言葉にできませんが、あれはゲーム機の振動機能と同じで(自分には存在理由が)理解できません。自分はプレイするゲームが振動機能対応だった場合、真っ先に機能をOFFにしてしまいます(笑)。
一番重要な、穴を形作る役割の心棒ですが、これは自作スレでも色々な報告があって、とても一筋縄ではいかない感じです。なので今回は、手ごたえをつかむためにも「何でもいいから、とりあえず作ってみる」くらいの気持ちでやることにします。
2008年01月16日 19時37分
「年内に1本」と吠えていた昨年末ですが結局、ほかの事をやってるうちに2008年になってしまいました(汗笑)。
振り返っても仕方がないので、今年もマイペースで進めていけたらいいなぁという感じで第1号の作成を。まずは本体の型からです。
型取り用シリコーン1:約800g、はかり2、攪拌用ビーカー(容器1)、離型剤(離型剤3)、型枠材1:2箱(204ブロック)、油粘土1、500mlペットボトル(素体)、プラ板。
型にするベースですが、これは500mlのペットボトルを前から使おうと決めていました。数ある中から選んだこの某緑茶ペットボトルは、中央部へ向かって緩やかに細くなっていて、持った時のフィット感が素晴らしいです。
ちなみに“素体”という言葉の意味のひとつとして、フィギュア製作の大元となる人形のことをさすようです。
ペットボトルの飲み口部分はいい感じにすり鉢状なので、あとで入口部の型ベースにしようかと思っています。
どのくらい必要なのかわからないので、シリコーンを200gぐらいずつ作っては入れる作業を繰り返し、4回目で型枠が満たされました。
1日放置した後、いよいよ取り出し作業です。ブロックは簡単にはずせましたが、中のペットボトルがそのままでは取れず、ハサミで切ったり石鹸水を入れたりして、なんとか取り出せました。
あとは洗って、念のため1週間くらい乾燥させます。
2008年03月18日 19時53分
相変わらず進み具合がグダグダになってます(汗笑)。今回は入口部分の型を作るために必要な原型を作りたいのですが、少し難しそうなので失敗するかもしれません。
型取り用シリコーン1:約600g、はかり2、攪拌用ビーカー(容器1)、離型剤(離型剤1)、型枠材1、油粘土1、500mlペットボトルの上部分、漏斗、プラ板。
重要な、スリ鉢部分にちょうどいいものが部屋に見当たらなかったので、胴体部分の型のときに使った、 ペットボトルの上部分を使うことにしました。これだけだと先っちょが円錐形にならないので、ミニサイズの漏斗もあわせて使用します。
できあがった型枠へ型取り用シリコーンを流し込んで、 1日後に型枠を取り外しました。
取り外しは簡単でしたが、漏斗の先っちょにあった油粘土が穴の奥に残ってしまい、全部取り除くまで何度も洗って結構大変でした。
まだ表面がデコボコだらけなので、次はこの型を元にきれいな円錐体を作ります。
2008年03月18日 19時53分
次は、前回作ったスリ鉢部分の大まかな型を使って形の整ったものを作ります。今回は硬化するとカッチカチになる、レジンキャストというものを初めて使うので、どうなるか楽しみです。
注型用レジンキャスト1、はかり2、離型剤(離型剤3)、紙コップ、割り箸、スリ鉢部分の型(前段階)。
レジンキャストの硬化時間がシリコーンなどと比べてかなり短い(2、3分)ので、わかっていてもやっぱり焦ってしまいます(笑)。
特に問題なく取り出せましたが、型の奥に残っていた油粘土も一緒に出てきました(笑)。
デコボコがなくなるようにヤスリで削っていると、気泡がアチコチでてきました。これは結構気になりますね。模型関連のサイトを見ると、細かいキズを埋めたりするのには“サーフェイサー”なるものがあると便利らしいので試してみます。
さっそくサーフェイサーを買い使ってみると、今まで気づかなかった超小さな気泡や、微妙なデコボコが見えるようになっていい感じです。そのままヤスリをかけると、気泡やヘコんだ部分にはサーフェイサーが残るので、これを繰り返せば平らになりそうです。でもこの段階でする必要あるのかなという気もしますが(笑)、せっかくなので吹きつけ&ヤスリがけをもう何回かやってみます。
あれからサーフェイサーの吹きつけ&ヤスリがけを繰り返し、まだデコボコはしてますが最初の頃に比べると随分、なだらかになってきました。こればかりやってても先に進まないので、この辺でやめときます。
あとはこれをレジンキャストで型取りすれば完成かと喜んでいたんですが、ちょっと前にホームセンターで、心棒にちょうど使えそうな長ネジを見つけたとき、ふと別の方法でやってみたくなりました。
というのも今まで、入口と胴体を作ってから心棒を付け足す予定でしたが、入口と心棒を合体させて作ったほうが楽そうな感じがするので、今回作ったスリ鉢部分と心棒を使って新しい方法でやってみることにしました。
せっかくなんで、このスリ鉢部分を複製できるようにシリコーンで型取りしておきます。なんというか…いきあたりばったりな感じでもう、どうしようもないです(汗笑)。
2008年06月11日 16時46分
前回、入口部分と心棒部分を一体化させる方法に急遽変更しましたが、この部分はオナホの中で一番重要な部分だと思うので“コア”と呼ぶことにしました。
これは今までの中で一番、難しくなりそうです。もっとうまいやり方があるかもしれませんが、心棒部とスリ鉢部の2回に分けてシリコーンを入れることにしました。
型取り用シリコーン1、はかり2、離型剤1、型枠材1、型枠材2、油粘土1、心棒の素1、牛乳パック(容器として)、割り箸(混ぜ棒として)など。
ブロックの高さは18cmぐらいに積み上げ、心棒の素に離型剤を吹き付けました。うまく真ん中に安定させる方法が分からなかったので、とりあえず割り箸と輪ゴムを使いました。
はじめに心棒の素へシリコーンを塗り、溝にもちゃんと入り込むようにしたかったんですが、なかなか思うようにいかないです(汗笑)。そして問題発生。なぜか数分でシリコーンがデロンデロンに固まってきて、流し込むことができなくなりました(笑)。どうやら湿度が高いと硬化速度が増すようです(この日は雨)。む、これからの梅雨シーズンは注意しないと。なんとか作る速度を上げて型を満たすことができました。
ちゃんと取れるか心配でしたが、隙間に水を入れ、ネジを緩める時と同じ要領で少しずつ左に回しながら外しました。肝心のヒダは、覗いて見る限り作られているようですが、これは実際にレジンキャストを流し込んでみるまで分かりません。
2008年06月11日 16時46分
型取り用シリコーン2、以前作ったスリ鉢部分。
今まで使っていた型取り用シリコーンを使い切ってしまったので、新たに用意しました。
まずは、以前作ったスリ鉢状の入口部分を土台にセット。ブロックを積み上げ、心棒部分の型を入口部分の上に乗せて安定させました。
あとは同じようにシリコーンを流し込みましたが、また1缶(1kg)を使い切ってしまいました…しかもまだ足りない(汗)。今後は無駄な部分にシリコーンを使わないよう、型を工夫する必要がありますね。今回は、足りないところは粘土で何とかなりそうなので、このまま続けることに。
スリ鉢部分に離型剤を吹き付けるのを忘れていたので、ちゃんと取り出せるか不安でしたが大丈夫でした。
見てみると、入口の穴付近に巨大な気泡がありました(汗笑)。でもこの後レジンキャストを入れるので、ヤスリで修正できるから問題ないです…たぶん。ひとまず、この穴は油粘土で埋めておきました。
2008年06月18日 21時01分
コア部分の型が一応できたので、今回はこの型にレジンキャストを使ってコアを完成させます。ようやく先が見えてきました。
コアの型1、注型用レジンキャスト1、はかり2、離型剤3、油粘土1、ハンディーマッサージャー、牛乳パック(容器として)、割り箸(混ぜ棒として)など。
効果あるか分かりませんが、ヒダの部分に気泡ができやすそうなので、除去するためハンディーマッサージャーで型に振動を与えてみます。
型自体が不安定ですが、まずは油粘土で片方の穴を塞ぎました。
今回使った離型剤には細長いノズルがついているので、穴の奥にも吹き付けできます。レジンキャストを入れてすぐ、気泡を抜けやすくしようとハンディーマッサージャーを型にあてましたが、焦っていたためか上手くできていません(苦笑)。型を傾けたり、手でポンポンやったりしてるうちに気泡が何個か出てきました。
途中、折れないか不安でしたが、コアの型を作った時と同じように、ネジを緩める感じでやってみたら取り出せました。
無事取り出せたのでじっくり見てみると、心棒のところには気泡が連なっているような跡が結構あったり、あと離型剤をかけすぎたのか、ヒダ山が少し丸くなっているところがあります。ほかにも心棒部分が若干曲がっていました。
でもこれなら実用には問題なさそうな感じです。ヒダができずツルツルになるかもしれないと思っていたので(笑)。最後にヤスリをかけて完成です。
2008年07月01日 16時20分
前回、コア部分が完成し、ようやく自作オナホ第1号に必要なものが用意できました。VP7550が100%のオナホ……とてもワクワクします。
今までグダグダとやってきましたが、これでやっとスタート地点に立つことができそうです。
シリコーン(RTV-2 VP7550)、コア1、胴体部分の型、はかり2、離型剤1、型枠材1、型枠材2、油粘土1、牛乳パック(容器として)、割り箸(混ぜ棒として)など。
最初にVP7550をコアの溝部分へ塗ってから型に流し入れました。VP7550は粘度が低いので、細かい隙間にも難なく入り込みます。今回使ったVP7550の量は、主剤が合計300gとなりました。胴体部分の長さがコアに比べて短いのが少し残念です。
数日後、取り出し作業だったのですが実は、離型剤を胴体の型にやるのを忘れていたのです(汗笑)。 なので型に張り付いてやしないかとても心配でしたが、いつものように洗剤を隙間に入れながらやって問題なく取れました。
コアは離型剤をつけていたのですが、心棒部分は細くてヒダもあるので結構大変でした。型の時と違って、柔らかいのでネジのように回してやるわけにもいかず、やっぱり洗剤を隙間に入れて棒で少しずつ剥がしていき、なんとか取れました。
素材テストからやり始めて1年と2ヶ月あまり、ようやく記念すべき第1号が完成しました。途中で作る型に変更はあったものの、失敗らしい失敗もなく、とりあえず形にはなったので、もうそれだけで嬉しいです。
とはいえ、実際に使えるかどうかが一番重要なので、自分のチンコがどうなるのか少し不安ですが、こればかりは自己責任で試してみないといけませんね(苦笑)。
2008年07月23日 03時00分
長さ:11.5cm(うちスリ鉢部3.5cm)、太さ:5.5cm、穴の径:8mm、使用素材:シリコーン(VP7550)
一度擬似チンコで確認した後、怖いけど実際に自分ので試してみました。
刺激については、市販オナホでいうヒダで撫で上げるようなあの心地良さじゃなく、ヒダを押し付けてくるような感じなので少し違和感があります。
また、終わったあとチンコを見てみると摩擦のためか、ローション使っていたのに亀頭の所々が赤くなっていました。痛みはないですが、オナホとして使うには少々危険のようです(苦笑)。
ヒダは結構再現できましたが、素材の軟らかさに対して穴の径が細すぎました。あらためて市販のオナホは、あの軟らかさだから穴を細くできるんだということを思い知らされますね。
あと今回、スリ鉢部分の長さを考えてなかったので短めになってしまいました。
スリ鉢状にしたのはなかなか良かったですが、まだまだ理想のなだらかさではないです。
胴体部分は今回、握りやすいようペットボトルから型取りしましたが自分の場合、こういう要素はあまり関係ないようです。
記念すべき自作オナホ第1号ですが、軟らかさや耐久性においてオナホとしての実用性は無いに等しいものでした(笑)。
料理の話みたいですが、オナホも“素材が命”なんだということを痛感します。
第1号も手で弄ってるぶんには軟らかいんですが、これがチンコだとまだまだ硬いと感じます。また、軟らかさだけでなく強度もある程度必要なので、そういう素材を見つけるのは時間がかかりそうですね。
これからも素材の探究自体は続けていきますが、第2号は素材以外のところを工夫して作りたいです。