24キロダルトン : 自作オナホなどの理想的なオナグッズを探究していたブログ

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カテゴリ : ハードウェア

ワタシのPCオーディオ環境

音楽はパソコンから流してヘッドフォンで聴いています。ネットワークオーディオ始めました。

USB-DAC付ヘッドフォンアンプ“AUDIOTRAK DR.DAC2”

2008年06月25日 19時32分

自分はアパート住まいなので、音楽を聴く場合はヘッドフォンがほとんどです。音楽を聴くこと自体は結構好きなほうで、トイレや食事以外ボケェ~っと聴いていて1日が終わってしまうこともあります(無駄というか贅沢というか、苦笑)。いくつかあるヘッドフォンを気分で変えたりして、それなりに楽しんだりもしています。

人生初のヘッドフォンアンプ

ヘッドフォンアンプはそれまで持っていなくて、「欲しいけど本当に必要なのかな」と以前から気にはなっていました。昨年末たまたまネットで見かけ、USB入力がついているのとパッと見、良さげな感じだったので、ついに初めてのヘッドフォンアンプ“DR.DAC2”を買ってしまいました。ネットショップにて約43000円です(2007年12月)。

脱オンボード!

自分がUSB入力に食いついた理由は、現在使っているパソコンの音まわりが酷く、USBのオーディオデバイスはおろか、サウンドカードもつけず、マザーボードにのっかっているもの(オンボード)を使っていました。そのためなのかノイズが非常に多く、音も全体がボヤけていて「とりあえず鳴る」ぐらいのものだし、ヘッドフォンだと余計にわかってしまいます。でもこれは何年も前の自作パソコンなので、今どきのやつは良くなっているのかもしれません。

といっても普段、パソコンで音楽を聴いているわけじゃないので、絶対にUSB入力が必要でもなかったのですが、パソコンでも使えたら得かな~という感がありました。

こんな感じで正直なところ「前よりかは良くなるだろう」ぐらいの緩い気持ちで買ったんですが(苦笑)、オンボードのものからDR.DAC2にかえた時の違いは、自分でもはっきりと分かります。あれほどあったノイズがなくなり、いろんな音が普通に聴こえてきます。

音の良し悪しについてコメントできるほどの耳ではないですが、自分の中では"EtymoticResearch ER-4S”で初めて音を聴いた時以来の衝撃でした。これならパソコンがプレーヤーがわりでも問題なさそうです。でも、着け心地が良くてお気に入りで使っている"SENNHEISER HD580”などの開放型だと、パソコン自体の騒音が結構気になります(笑)。む、オンボードの時はなんとも思ってなかったのに…不思議です。

買って良かった

今現在はパソコンがUSB入力で、HDDプレーヤーの“CREATIVE NOMAD Jukebox3”はライン入力です。このライン入力に関しても、直接Jukebox3のヘッドフォン出力から聴くのと、DR.DAC2を通して聴くのとではやっぱり全然違います。

こんなに変わるなら、もっと早くヘッドフォンアンプを買っておくべきでした。他にも色々なメーカーのものがあるようなので、また良さげなヘッドフォンアンプが見つかったら、ヘッドフォンと同じようにその違いを自分なりに楽しんでいきたいですね。

…その前にお金をつくらないといけませんけど(苦笑)。

また、DR.DAC2の一部パーツを交換して比較的簡単に、ある程度自分好みの音へ変えられるようで、ネットでもその記事を見かけたりします。見るととても面白そうなのですが自分の場合、現状でも満足しているのと面倒くさがりやなので今のところ、やることはなさそうです(汗)。

DR.DAC2の熱が気になる→思い過ごし(汗)

2008年07月04日 15時20分

ある時、しばらく使っていて電源スイッチをOFFにする時に指がケースへ触れたりすると、それが意外と熱をもっていることに気がつきました。

ネットで検索してみると、「熱くなるけど考慮されているから問題ない」というような意見を見かけたりして、「そうだよね、買ったままの状態で何か対策しないと壊れる製品なんてあるわけないよね(笑)」と気にしないようにしていました。

気持ちのノイズ?

でも音楽を長時間聴いていると、音が薄まるというかペッタンコというか…なんかそんな感じになる時があります。これは単に自分の耳が聴き疲れているだけなんだと思いたいのですが、「もしかしたらこの熱のせいなんじゃ?」とか「熱で壊れないけど音は変わるのでは?」というモヤモヤとした気持ちが(苦笑)。

音は、ヘッドフォンアンプやヘッドフォンなどで色々と変わりますが、音の聴こえ方というのは、その時々の精神状態が大きく影響しているような気が自分はします。好きな曲を気分よく聴いていても、気持ちの片隅に「そろそろ熱くなってきてるかな」「もうすぐ初めての夏だけど大丈夫かな」なんていう“気持ちのノイズ”的なものがあると、聴こえてるものも聴こえなくなる、あるいは別のものになってしまう…そんな感じがします。

こういうのは自分次第なんでしょうが一度、気になりだすとダメなタイプなので、気休めでもいいから何かしてみます。

熱対策の前に
温度測定について

測定には放射温度計(エー・アンド・デイ AD-5611A)を使いました。測定距離を10cmぐらいに保つよう、デジカメの三脚にくくりつけます。DS比(測定距離に対する測定範囲の比)が11:1なので、だいたい直径1cm範囲の温度をみていることになるようです。

手軽に測定できる放射温度計ですが、測定するものの表面状態(ツルツル具合とか)や材質などによっても測定温度に違いがでるようです。正確に測定するには補正しないといけないようですが、今回の測定ではそういったことをしていません。

Dr.DAC2まわり
  • 接続している端子は電源、USB、ヘッドフォン端子2のみ
  • 接続するヘッドフォンは“SENNHEISER HD580”
  • 音量は12時方向
その他
  • 再生する音楽CDは“JCEA SPRING”(WAVE形式のファイルに変換)
  • 音楽プレーヤーは“Sound Player Lilith”を音量100%で全曲ループ
  • Windows側のデバイス音量は真中に
  • 部屋の気温は終始28~29度
熱対策する前の測定温度

音楽再生してもあまり変化がなかったです。ためしに他の場所を測定してみると最高40度ぐらいでした。

Dr.DAC2の蓋を開け音楽を再生したまま、どこらへんが一番温度が高いのか基板全体を調べた結果、測定温度が50度以上の場所へ対策を施すことにしました。測定温度は最大で56度ぐらいになる場所もありましたが、思っていたほど高くなっていなかったので少し安心しました。

パソコンのCPUとかと同じようにファンで風をあてるのが一番簡単で効果もあるんでしょうが、Dr.DAC2は持ち運びするし、ファンは騒音が発生するので、かさばらなくて静かな方法がいいです。なので今回は“まず貼る一番”と“チップセット用ヒートシンク”を使ってみることにしました。

まず貼る一番

これは熱を遠赤外線へ、また逆に遠赤外線を熱へと変換できるものが表面に塗ってあるそうです。いくつか種類がありましたが今回使用したのは、ハードタイプ30(縦横3cm)が2個、ハードタイプ20(縦横2cm)が1個、ソフトタイプ(縦15cm横10cm)が1枚です。

オフィシャルサイトにあった使用例を参考にして、作業は特に問題なく終わりました。これで以前よりケースへ熱が伝わるはずです。前と同じようにプレーヤーで2時間ほど再生後、測定してみると約39度……対策前と比べて0.5度上がりましたが微妙です…やり方間違ったかな(汗)。

とはいえ説明には「放熱する媒体の温度が高ければ高いほど効果を発揮する」とあるので、50度そこそこではこれぐらいが妥当なのかもしれません。

チップセット用ヒートシンクを追加

数日後、チップセット用ヒートシンク(サンワサプライ TK-H1)が届いたので、これを蓋部分へ計6個を貼り付けて放熱を促します。このヒートシンクはあらかじめ両面テープが貼り付けられているので手軽に使えました。貼り付けるだけの単純作業です。

作業も終わり、また同じようにプレーヤーで2時間ほど再生の後測定すると約40度でした(?)。ヒートシンクの上に手をかざすとモワァ~っとするのがわかるので、当たり前ですが対策前よか放熱されているようです。

熱対策の後で

対策前は「高温になっていたらどうしよう」という不安が支配していましたが、中の温度を測ったりしているうちに「気にしすぎだったかな」と思えるようになりました。こういうのはやっぱり実際にやってみて納得するのが一番の薬なのかもしれません(苦笑)。

今回の対策では劇的な変化がありませんでしたが、“気持ちのノイズ”は取り去れたような気がするので、そういう意味では良かったです。

ヘッドフォンアンプ“SOUND ValveX/SE”

2011年02月23日 15時39分

使い始めて、かれこれ3年がたつDR.DAC2。この間、自作パソコンを新しくしたり、ヘッドフォンの“ALESSANDRO MS-Pro”を追加したりと環境も少しずつ変わり、普段はDR.DAC2にHD580の組み合わせで聴き、休日などの時間がある日にはHD580より元気が感じられるMS-Proに変えて楽しんでいました。

そんなある日、いつものようにネット検索していると“ValveX/SE”というヘッドフォンアンプがMS-Proと良い相性らしいということを知り、真空管にも興味があったので使ってみることに。ネットショップにて約59000円ちょっとでした(2011年1月)。

真空管というものを初めてさわる

このValveX/SEの特徴は、12AU7というタイプの真空管が2本使われている事です。自分は“真空管”という言葉が古めかしいイメージしかなく、真っ先に昔のコンピュータ“ENIAC”を思い浮かべてしまいました(笑)。

さっそくValveX/SEについている真空管を手にとってみると、ころんとしていて何だかカワイイ感じです。

そんなこともあってか、今回は手ごろな値段の真空管をいくつか購入。DR.DAC2のオペアンプは全く交換しないままなのに…。でもニセモノも出まわっているらしく、素人の自分には判別できなさそうで少し不安がありますね。ちなみに真空管の交換は、ValveX/SEのふたを開けて抜き差しすればいいだけです。

現在持っている真空管
【Electro-Harmonix】 12AU7A/ECC82EH

ValveX/SEに付いていたものです。12AU7Aというのはアメリカ名で、ヨーロッパ名だとECC82EHとなるもようです。

【JJ Electronic】 ECC802S

これはロングプレートタイプです…って全然理解していませんが(汗)。ネットショップにて32ドルでした(Matched Pair、2011年1月)。

【Sylvania】 JAN 6189W

これは昔製造された軍用品みたいで、入っていた箱が白くて印刷もシンプルでした。末尾にWがつくものは耐震タイプだそうです。ネットショップにて44ドルでした(NOS、Matched Pair、2011年1月)。

真空管は今でも手作りでないとできない部分があるもようで、同じ型でもひとつひとつ形や大きさが微妙に違っていて何だか大事に使ってゆきたくなりますね。

また、手軽に交換できるヒューズやDR.DAC2と接続するケーブルも少しだけ良さげなものを選んでみました。でもここらへんは程々にして、深入りしないよう気をつけないと。それ以前に、自分は音を評価できる耳でもないですからね(笑)。

現在の使用アクセサリー
【小沼電気】 TK-6180GK 0.5m 茶

DR.DAC2と繋いでいるピンケーブルです。2本1組で約3000円でした(2011年1月、ネットショップにて)。

【FURUTECH】 TF series Fuses 5x20mm 1A

これはオーディオ機器用のヒューズです。ネットショップにて約3000円ちょっとでした(2011年1月)。

“キーン”という音→ValveX/SEとDR.DAC2を離す

2011年02月28日 16時29分

DR.DAC2のヘッドフォンアンプ部と聞き比べたりして楽しんでいたValveX/SE。現在パソコンからDR.DAC2を経由して繋がっているのですが、ある時ヘッドフォンから“キーン”という、かん高い音が聞こえる事に気がつきました。普通に音楽を聴いているぶんには分からないものの、音の小さい部分で発生すると少し耳につきます。

“キーン”という音について確認できたこと

ValveX/SEに繋いでいるヘッドフォンはMS-Proです。

  • だいたい1時間に数回、断続的に発生する
  • 1回10秒くらいの長さで、続けて発生する事もある
  • マザーボードのUSBや同軸からだと発生する
  • マザーボードの光からだと発生しない
  • ValveX/SE側の音量は2時付近が最も大きく聞こえる
  • ValveX/SE側の音量を最大にすれば消える
  • ValveX/SEのインピーダンス切り替えスイッチを“100Ω以上”のほうにすると小さくなる
  • DR.DAC2側の音量を最小にしたり電源OFFにしていても発生する
  • 発生するのは右チャンネルのみ(右チャンネル用ピンプラグのハンダづけが取れていた事と関係あり?)
  • 同軸やUSBケーブルを繋いでいると、光で聴いているときでも発生する
  • DR.DAC2にある両方のヘッドフォン端子からは聞こえない

オーディオについて無知そのものな自分(汗)。2ちゃんねるで質問し、アースの事や“グラウンド”なるものが関係しているかもしれないというヒントをもらいました。

たしかに光でDR.DAC2へ繋げばこの問題に関しては大丈夫なのですが、これだと自分には明らかに音が痩せて聴こえ、MS-Proから聴こえる音も少しゲンナリしてしまう感じです(笑)。それにマザーボードのS/PDIF出力が48KHz一択なのも気になるので、できればUSBで接続したいのですが…困りました。

近すぎた!?

この問題については早めに何とかしたいなと、あーだこーだやっていた時の事です。2ちゃんねるでValveX/SEに関する気になるレスがありました。

中価格でナイスなヘッドホンアンプ 9台目 (2ちゃんねる)
539 :名無しさん┃】【┃Dolby:2011/02/23(水) 23:38:49.72 ID:Wxh3jQ3v0
>>524
DAC持ってなかったから興味本位でYulong D100買ってつなげた
ValveX seと近づけるとうなりが生じるから20cmぐらい離して使ってる

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/av/1287502595/より引用しました(2011年2月24日19時36分に取得)。

距離…これは見落としていました。もしかしたらと、自分もValveX/SEとDR.DAC2を近づけたり遠ざけたりして試してみると、確かに20cmあたりを境にノイズ量が変化することを確認しました。今までは棚を利用してValveX/SEの数センチ真下にDR.DAC2を置いていたため、もろに影響を受けていたもようです(汗)。また、自環境ではUSBケーブルをValveX/SEに近づけても同じ事がおきました。

オーディオも奥深そう

そんなこんなで今はValveX/SEとDR.DAC2をできるだけ離して置き、ケーブルの位置にも注意しています。今のところ、あの気になる“キーン”は発生しておらず、また“サー”という音も常に出ていたのですが、それも小さくなって無音時の静けさが増しました。こういった事はオーディオでは当たり前なのかもしれませんが、このかたのレスを自分が見ていなかったら、気づくのは当分先になっていた事でしょうね。本当ありがたいです。

こんな感じで結構まわり道になってしまったものの、今回の事がきっかけで“ジッター”というのを知る事ができたのは収穫でした。今までは「デジタルデータだから何でも一緒だろう」と決めつけていたのですが、どうやら違うみたいです。“DAC”や“DDC”というものも最近まで理解していなかったので、これからも知らないことがドンドン出てきそう(笑)。

外部リンク
ナイスなヘッドホンアンプ 45台目 (2ちゃんねる)

今回のことで色々と教えてもらいました。

宮崎技術研究所の技術講座「実用ノイズ対策技術」

オーディオ関連のサイトではありませんが、電気や回路の事など基本的な部分が説明されていて、しかも分かりやすかったです。知らない用語がたくさん出てくるものの、使い勝手の良いナビゲーションがあるので読み進めることができました…とはいえ、まだまだ自分は理解できていない事だらけですが(汗)。ノイズ対策も自分でできる事が色々ありそうです。

ピンケーブルのハンダづけ部分を修復

2011年03月10日 14時11分

じつは最近、UDIF7と完成DAC基板とをI2S接続させるため、十数年ぶりにハンダづけ作業をしていました。その動作チェックをしていた時の事なのですが、なぜか右チャンネルの音が聴こえないという現象が…。

しかも、ピンケーブルを曲げたり伸ばしたりすると一時的に聴こえるようになったりします。自分の経験からすると、これはイヤフォンのケーブルが断線していた時の現象と似ているでしょうか。

剥がれていた

このピンケーブルに使われているプラグは“コレットチャック式”というものだったので、プラグの外側をはずして中を見てみることに。するとケーブルとプラグのハンダづけされている部分が剥がれて、ただ触れあっているだけの状態になっていました。そしてケーブルの曲げ具合によっては離れてしまう事も確認。今までプラグをねじりながら頻繁に抜き差ししていたので恐らくそのせいでしょうね…自業自得です(汗)。

タイミングがいいというのか…これもついでと、剥がれている部分にハンダを足して無事修復。ちゃんと右チャンネルからも聴こえるようになってひと安心。気になったのは、以前おきていた“キーン”というノイズも同じピンケーブルを使っていて、しかも右チャンネルだけに発生していたので、もしかしたら今回の事が一因だったのかもしれません。何はともあれ良い経験になりました。

HD580のヘッドバンド交換とHD650追加

2011年06月21日 00時28分

ちょっと前になりますが、4月のはじめ、愛用していたヘッドフォン“SENNHEISER HD580”に事件がおきました。めずらしく自分でもTwitterでつぶやいてしまったほどです(笑)。

その日、いつものようにHD580を頭に装着しようと広げたら「パキッ」という軽い音…もしやと思いヘッドバンドに目をやると、やっぱり亀裂が(笑)。よく見れば別の部分にも小さな亀裂をいくつか確認…普段はヘッドバンドをマジマジと見ることなんて無かったので今まで気がつきませんでしたが、これらの亀裂は一気にはいったものではなく、もしかしたら徐々に進行していたのかもしれません。そして今回が大きめの亀裂だったからなのか、装着してもユルユルの状態で、頭を傾けたりするとズリ落ちてきてしまいます(笑)。

もっとも、HD580は購入してもうすぐ5年になります。そのあいだ毎日のように着脱を繰り返していたので割れても仕方がないといったところでしょうか。自分の頭囲が大きいのも影響しているのだと思います。

我慢できないっっ!

そうしてHD580が使えなくなったその日は、とりあえずMS-Proなどで何とかごまかしていましたが、二日目にはもうあの着け心地が恋しくなってきてしまいました(笑)。

自分がHD580を愛用している最大の理由。それは何といっても、その着け心地の良さにあります。特に耳にあたるクッション部分は耳全体を包みこむタイプなので圧迫感をあまり感じず、使っていくうちに程よくヘタり、だんだんと自分の耳まわりにフィットしてきます。そうなってくるとスエード調起毛素材の表面とあいまって、最高の着け心地となります。長時間装着しっぱなしでもあまり疲れません。

今回HD580を修理へ出すとしても、それが戻ってくるまでのあいだ他のヘッドフォンで代用するのは耐えられそうにありません(汗笑)。そんなこんなで、もうひとつ同タイプのゼンハイザー製ヘッドフォンを追加することに。

復活のHD580、新入のHD650

当初もう一つは同じHD580か、ほぼ同じとされるHD600を買おうかなと考えていましたが、ネットで調べているとHD650の存在が気になってきました。HD580を扱っているお店はほとんど無い状態。HD600はまだ手に入りそうなものの、HD650とそんなに変わらない価格だったので余計に迷っていたのを覚えています。

ネット上で他のかたのレビューを見ていると、HD650は音の傾向がHD580やHD600のそれとは少し違っているもよう。今までと同じように使えるか心配でしたが、「どうしても気にいらない音だったら、その時はHD600を買ってみればいいじゃあないか」ということで最終的にはHD650を選ぶこととなります。ネットショップにて約40000円ちょっとでした(2011年4月)。

また、ありがたいことにHD580の補修パーツが売られていることも知り、今回は修理へ出さず自分でヘッドバンドの交換に挑戦してみました。補修パーツは5000円ちょっとです(2011年5月、ネットショップにて)。カプセルユニットの着脱方法がわからず力まかせにやってしまった感もありますが(汗)、交換作業は一応完了。ひとまず事件は解決といったところでしょうか。

メインはHD650のほうに

今回めでたく仲間入りとなったHD650。なんというか音の“響き”といったらいいのでしょうか。そういうのがHD580よりも豊富に感じられるので、自分はHD580よりもHD650のほうが好きですね。特に弦楽器の音がスゴく気に入りました。買う前はHD580の代わりになるか心配だったものの、現在はHD650ばかりを使う毎日です(汗笑)。

USB-DAC“S.M.S.L SD-1955”

2011年11月26日 10時17分

記事にするのをすっかり忘れていましたが(汗)、これはオーディオ関連でネットを徘徊しているときに知り、お手頃価格というのもあったので試しに使ってみようと購入。ネットオークションにて約11000円でした(2011年5月)。

はじめての単体DAC

入力はUSB、同軸、光と3つあって前面にあるボタンで切り替えられます。でもこのボタン、4つまで割り当てるタイプらしく、そのため「USB→USB→同軸→光」のようにUSB入力モードが2回くるので初めて使ったときは壊れているのかと思いました(笑)。どうやら仕様のようです。

音については劇的な変化こそ感じられないもののDR.DAC2から比べるとクッキリした印象で、自分の耳だと特に高域部分がよく聴こえるようになったでしょうか。

中のオペアンプやコンデンサなどを交換して、自分好みの音に変えて楽しんでいるかたのブログ記事もいくつかありますね。自分もパーツをあれこれ変えてみたいな~と思うのですが、けっきょくDR.DAC2のように何もしないまま使い続けてゆきそうな気がします(汗笑)。

SD-1955(旧バージョン)のAC-DCアダプタを交換

2012年04月11日 00時39分

使い始めてもうすぐ1年になるSD-1955。今のところ、なんの問題もなく動き続けています。でも最近になって、どうにも気になってしまう事が…。

気持ちのノイズ、再発(笑)

気になること。それはSD-1955の電源まわりに関する情報で、付属しているACアダプタが海外用の110V用なため日本の100Vで使う場合だと出力電圧が安定せず、音にも影響があるらしいのです。自分とは比べものにならない位オーディオの知識やスキルを持っているかたの、これに関するブログ記事が複数あるため本当であることは確かなようです。

ちなみに現在出まわっているSD-1955については、ACアダプタや基板などが変更された新バージョンになっている(SD-1955EXと呼ばれている?)ようなので、今回のことは関係ないかもしれません。

正直、自分は音の違いがわかるような耳ではありませんが、一度こういった情報を目にしてしまうとやっぱり気になってしまい、以前あったDR.DAC2の時みたいなモヤモヤとした気持ちに(汗笑)。かといって実際に電圧を計測したりといったスキルがあるわけじゃないため、さらに悶々としてきます。

こんな感じで“気持ちのノイズ”が盛大に発生(笑)。でも対処法がいくつかあるので助かりました。その中でも今回は“100V対応のAC-DCアダプタへ交換する”という、自分でもできる方法を選んでいます。そんなこんなで、この心のモヤモヤを除去すべくやってみることに。

購入したもの
【Anthin Power Supply Co.,Ltd.】 API324-2410

SD-1955付属のACアダプタと同じ、出力24V1Aタイプです。極性やプラグ径も同じなので買ってそのまま使えました。ネットショップにて約1800円(2012年2月)。

ACアダプタにはトランス式とスイッチング式があり、また、トランス式には安定化回路の有る無しといった区別もあったりと、いくつかの種類に分かれていることを知りました。今回のSD-1955に付属のものは安定化回路をもつトランス式みたいで、交換したものはスイッチング式になります。

気持ちのノイズ、消滅!

交換といっても、そのままプラグを挿すだけなので作業は即完了。あとは実際に音の変化はあるのかどうか、これが一番重要なところですが、何回も付属のACアダプタと挿し替えながら聴き比べてみるも…残念ながら、やっぱり自分には分からないですね(汗)。幸か不幸か、この“クソ耳”のおかげで「今回も気にし過ぎだったのかな?」と思えるようになりました(苦笑)。

こんな感じであーだこーだとやっている内に、どうやら気持ちのノイズは消え去ったもよう。なにはともあれ、これでまた音を楽しんで聴ける日々を過ごせそうです。さて、今日は何の曲をかけようか。

いま使っているもの“Win7+foobar2000(WASAPI)、UDIF7、D100II、Level Pilot、HA-200(2台)”

2015年02月02日 18時43分

画像 PCオーディオ環境、その後も少しずつ変わってゆきました。

YuLong Audio】 D100II

SD-1955のかわりに使っているUSB-DAC付ヘッドフォンアンプです。ネットでYulong D100の名前をよく目にしていたので気になり購入。ネットショップで37000円ちょっとでした(2012年7月)。

これは自分でも音の変化が分かりました。以前よりも各音がバラバラになって、細かい音も聴こえるように。ただ、近くで鳴っている感じも。特に最初のころは、これが好きな音かというとビミョーな感じでした。とはいえ試聴もせずに注文したので自業自得ですが(汗)。

Phasemation(旧PhaseTech)】 UDIF7

これはSD-1955のころから使っていたのにすっかり書き忘れていました(汗)。メーカーのネットショップにて21000円(2011年2月)。USB-DDCとして使っています。I2S接続は一回試しましたが、半田づけを失敗したのかノイズが多くなってしまい断念。

その他

パソコンは変わらず古いままなものの、OSのWindowsだけXPから7へ。もともとカメラのRAW現像処理がWinXPではキツくなってきたからで、Win7にしたのはオーディオのためというわけではありません。プレーヤーがASIO4ALLからWASAPIを使うようになったくらいでしょうか。そのプレーヤーですが、これは変わらずfoobar2000を使っています。

バランス再生で聴き始める

こんな感じで、しばらくはこの環境でそれなりに楽しんでいました。そんなある日、よく見ているサイトで気になる製品を知ることとなります。

これは特に2台使う機能が気になりました。正直なところ、A級設計やBTL動作とかアンプについて分からない自分(汗)。それでも、ヘッドフォン関連記事をネットで見ていると、バランス駆動が云々なんてあるのを以前から目にしていました。ちょうどD100IIがXLR出力に対応していたのもあり、バランス再生してみたいな~と注文。1台約41000円(2014年2月、ネットショップにて)。

今回は2台ぶんなので自分にはちょと痛い出費になりました(汗)。あいかわらず試聴もしないし、ほんと好奇心だけで動いています(汗)。それからヘッドフォンもバランス再生に対応させる必要があるので、愛用しているHD650のケーブルをFURUTECH iHP-35S-XLR/1.3mに交換(ネットショップにて約15000円、2014年2月)……またお金が(笑)。

より好きな音に!

HA-200でのバランス再生、すぐに分かったのは音の鳴っている空間が広がったように聴こえたことです。D100IIにあった、近くで鳴っている感じが消えました。いちばん驚いたのは人の声が浮かび上がるように聴こえたときでしょうか。ただこれは曲によって様々で、楽器のほうが前にあるように聴こえるものもあり、ちょっと謎です。

こんな感じで、音の空間のようなものを感じられるようになり、各音の鳴っている位置もはっきりと分かるようになりました。そしてHD650は以前より響くように。また、すごく低い音もでるようになって最初は驚いたのを覚えているでしょうか。なにはともあれ以前より好きな音になって嬉しい限りです。

バランス再生時の音量調節について

HA-200の製品ページには次のような注意書きがあります。

2台を使用してBTL 動作した場合、ボリュームは連動されませんので、各ch ごとに手動での音量調節となり ます。

http://www.nuforce.jp/desktop/products/ha200.htmlより引用しました(2015年2月2日15時27分に取得)。

HA-200のボリュームには目盛りやクリック感といった目印となるものが無いため、当初自分はピンクノイズを聴きながら音の塊が頭の真ん中にくるよう左右のボリュームを調節していました。また、テスターで電圧を測って調節していた時期もありました。1日1回、左右の電圧が同じ数値になるよう聴く前に調節…ちょと面倒ですね(汗)。そうこうしているうちに、2ちゃんねるスレでアドバイスをもらう機会がありました。

中価格でナイスなヘッドホンアンプ 20台目
692 :名無しさん┃】【┃Dolby:2014/03/09(日) 05:39:44.13 ID:EXkXPj5l0
    HA-200側はボリューム最大のまま
    前段にDACプリを用意して、DAC側で音量調整して使う事を想定してるんじゃないかな
    DAC-9とDAC-80にデジタルボリュームついてるようだし

701 :名無しさん┃】【┃Dolby:2014/03/09(日) 14:48:44.06 ID:EXkXPj5l0
    >>696
    前段にプリを入れる前提のパワーアンプ側は
    ボリューム全開にして影響を極力減らすべきという考えで書き込んだけど
    >>700が書き込んだように
    12時くらいの位置に合わせたほうが音がいいという意見もあるみたいで、
    こうでなければならない!というものでもないみたい

    自分が使うなら、HA-200のボリュームは常に最大にしておいて、
    プリ側で音量調整してゲインが高すぎると感じたら
    パワー側(HA-200)のボリューム位置を下げて、使いやすく調整します

    出力の個体差については、
    RK09みたいな小型アナログの可変抵抗器はどうしても誤差が大きめに出てしまうものなので
    ある程度の出力差は仕方なく、コストダウンの影響と思われます

    DACに音量調整する機能がなければ、
    DACとHA-200の間にバランス構成のパッシブプリアンプを追加するとか、
    下策だけど、PC側で音量を調整するとか

http://peace.2ch.net/test/read.cgi/av/1392051237/より引用しました(2015年1月30日18時15分に取得)。

これは知らなかったので勉強になりました。どうやらアンプのボリュームは固定にして、実際の調節はその前に繋いだ機器でするのが想定された使い方のようです。現在の環境だとD100IIがそれにあたるでしょうか。しかし、D100IIのXLR出力はボリュームを反映しないタイプでした。いっそのこと新しいDACにしようか考えましたが、もうひとつ教えてもらった“パッシブプリアンプ”なるものも探してみることに。

パッシブプリアンプを導入

このパッシブプリアンプ、たんにボリューム部分を切り取ってきたようなシンプルさで、ググってみるとバランス対応のもいくつか見つかります。なかには数万円のものもありましたが、ひとまず価格が手頃なTC ElectronicのLevel Pilotを選びました。ネットショップにて約9000円です(2014年3月)。

はじめ、本来はDACとアンプの間に繋げるところを説明も読まずにアンプとヘッドフォン間に間違って繋げてしまい音がボケボケに。ありがたいことに、ここでも2ちゃんねるスレのかたから指摘があったおかげで気がつくことができました…ほんと、無知というのは恐いです(汗)。

中価格でナイスなヘッドホンアンプ 20台目
937 :名無しさん┃】【┃Dolby:2014/03/21(金) 12:28:09.79 ID:DWjdneSV0
    >>935
    写真だと良くわからないけど、まさかとは思うけど、HA-200→Level Pilot→HD650という
    繋ぎにはしてないよね? D100 II→Level Pilot→HA-200→HD650という繋ぎが正解なんだけど。

http://peace.2ch.net/test/read.cgi/av/1392051237/より引用しました(2015年2月2日17時11分に取得)。

中価格でナイスなヘッドホンアンプ 21台目
19 :前スレ937:2014/03/27(木) 19:12:09.73 ID:v7ERWfc80
    Level Pilotは、4連ボリュームにXLRケーブルを直付けした最もシンプルなパッシブプリだから、
    これを使ったからと言って、劇的に音が悪くなるなんて事はあり得ないからね。

    それと、電圧はテスターで測っていると思うけど、その値は不正確なんで、あまりアテにしない方が良い。
    まともに電圧が測れるモノとなると、軽く4~5万円はするので。

http://peace.2ch.net/test/read.cgi/av/1395579345/より引用しました(2015年2月2日17時31分に取得)。

今まで曲ごとの音量調節が必要な場合はfoobar2000側でしていたので、これで気持ち的にもスッキリしたような。パッシブプリアンプを導入してしばらくはテスターで電圧を測るのも続けていましたが、現在はそれもやめてHA-200のボリュームはどちらも最大にして使っています。

ネットワークオーディオ関連

2016年12月26日 02時22分

未整理

2017年05月18日 05時17分

24キロダルトン, クロイワサンニ, ©2005 by クロイワサンニの代理人(961832p).
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